皆さんこんにちは、さつまホームの新留です。
日を追うごとに秋が深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回のレターは、53歳おやじの冒険のお話をします。
誰のことか・・・そうです私のことです。
実は、南極大陸を走る250kmマラソンに挑戦します。
えっ!?
とおっしゃる方がいると思いますので、少し説明をします。
私は、3年前から世界中の砂漠(デザート)の長距離マラソンレースに参加してきました。
サハラ砂漠(エジプト)、ゴビ砂漠(モンゴル)、アタカマ砂漠(チリ)、ネパールの山岳レース、アイスランド、マダガスカル、ヨルダン 約250kmの距離を1週間かけて走りぬくというレースです。そのレースの中で4大デザート(砂漠)とされているサハラ、ゴビ、アタカマの各砂漠レースに完走したものに与えられる権利として最後に南極レースがあるのです。
そんな訳で、11月1日から11日のレースに参加します。
11月は、南極は夏の始まりです。四季があるわけではないのですが、気候が安定した時期のようです。
いろいろ大変な事情もあります。ブリザードに巻き込まれるとマイナス40度になるそうです。冬だとマイナス70度にまでなるそうです。記録ではマイナス93度が記録されています。極寒どころではありません。
夏には海岸線で天気が本当にいい時は0度前後になるようですが、通常は、マイナス10度ぐらいだそうです。そんな中を250km進みます。
南極は環境に対する配慮が尋常ではなく、一般の人の上陸は、南極条約に基づいて許可が必要です。今回も許可を得て上陸します。上陸後は、決められた道を外れてはいけない、野生動物たとえばペンギンに近づいてはいけない、排せつはしてはいけないなど細かなルールが決められています。
今では、オゾンホールができて紫外線が最も強いところになってしまっています。人が住めない環境がますます進行しているようです。地球の極地で行われるレースを通じて、環境を知り、地球の大切さにも着目したいと考えます。
ちなみに砂漠を制覇し参加する日本人は、私で11人目になります。