社長 自己紹介

レーシング ザ プラネット ヒマラヤ250km 完走報告その2

公開日:2011/12/16(金) 更新日:2011/12/17(土) 日々のこと

応援ありがとうございました。
オフィシャルの写真が手に入ったのでUPします。
遠い昔のことのようです。 250kmを走りきったゴール写真です。


最終日スタートの写真、トップ選手は、全力、全開のステージ

レース途中の様子を数枚UPします。








まだまだ挑戦の途中です


≪今回チャレンジ感じたこと。≫

体と向き合うということ・・・
 1週間250kmの山岳コースはかなりハード、自分の体の変化に気づく必要があります。
実は、変化が生じて対応が遅れると、タイムオーバーリタイヤになる可能性があります。

たとえば、脱水症状、水の摂取を怠るとフラフラになりゴールにはたどり着けません。
ですが、毎日疲労がたまると多量の水分の摂取をしても水腹になり体に吸収されなくなります。
電解質とともに水は補給しなければなりません。こんなことも知らないとゴールには到達できないのです。水と同様に電解質は重要です。そして、塩です。塩分不足もまた早く気づくことが大切です。空気が乾燥状態になると汗が出ていることに気づきません。そうなると知らぬ間に塩分不足に陥ります。こうなってもゴールはできません。

少し高度なお話ですが、脈拍数の落ちた状態では、体の脂肪は燃焼されずにおなかばかりすいて食べ物を食べ続けなければなりません。コースがハードになり心拍数が急激に上がるときは、急場しのぎに糖質の栄養が必要です。
長距離のレースは、朝 食べた食料だけではたぶん30kmまで、そして、次の日に疲れを残すことになりますが、体の動き、運動のハードさ、エネルギー消費を考え体と向き合わなければ完走することはかなわないことになるのです。
昨年、ヨーロッパを5000kmを走った経験が体と向き合うことを教えてくれました。
毎日30kmを超えても動き続ける体、翌日には疲労が回復する体、そんな体の向き合い方を知ることはとても大切なことなのです。

 そして、理論も大切ですが健康な体を授けてくれた親に感謝です。そんな強靭な体は作ろうと思っても遺伝で得た体の強さは、ありがたいものです。
少し、マニアックな話をしましたが、普段の生活ではそんなことまで考えませんが、急激な変化を求めるこのようなレースでは真剣に体と向き合い体を保つことをテクニックとして知る必要があるのです。しかし、このことを知っていることは、とてもいいことでいろんな面で役立ちます。
機会があればそんなん話を繰り返し伝えていきたいと思います。

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