皆さんこんにちはグッドホーム、さつまホームの新留です。
突然ですが、私たちは森林保護を真剣に考えています。
そんな中、とても興味深い映画に出会いました。
見た瞬間に釘付けになり2回も見てしまいました。
どのような映画かというと「森は、海をお慕い申し上げています。海もまた山をお慕い申し上げます。」なんていうセリフが出てくる映画です。 これだけ聞くと、何だ?と思ってしまいますが、これは森と海の関係をうまく表しています。
良い森は、木から実が落ち、動物や昆虫がそれを食べ糞をして、その上に葉が落ちて良い土を生み、その土によって健やかに木々が育ちます。そんな自然循環のできた森は、そこを流れる川の水にも、土を通して栄養を与えるというのです。その豊かな川の水が海に注げば、それこそが豊かな海を作るということなのです。
なるほどです。そんな森を守るためには、日本の植林のサイクルを始めなくてはならないのです。
日本は国土の74%が森林なんです。これは北欧の森林豊かな国と変わりません。しかし、その40%が植林なのです。
杉や檜の植林によってできた森林は、動植物が育ちにくい森林になりやすい現実があります。良い森にするためには、それら針葉樹の間に広葉樹や雑木が混載する混合林を作る必要があるということです。
実は、伊勢神宮の裏山、鎮守の森ではそのような森林の育成がされていて、動物が生息し、長年にわたりそのサイクルが守られているようなのです。
話が長くなりましたが、そのサイクルこそが持続可能な環境なのです。まさにサスティナブルな動きなのです。
私たちはこの映画によって気付かされるでしょう。
この映画「うみやまあひだ」は、劇場やDVDの貸し出しではなく、自主的な放映に委ねた映画になります。
実は、この映画をさつまホームの20周年に合わせ、記念事業として上映会を開催したいと考えています。
6月から3カ月間で様々なスタイルで上映しますのでご期待ください。
数々の賞をとったこの映画を、この機会に是非見てください。また、学校や地域の環境の勉強する場にも上映に行きますのでお声掛けください。
Gooood I HD 代表 新留巧三
映画「うみやまあひだ」について
2015年 マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞!
2015年 マドリード国際映画祭・外国語ドキュメンタリー部門最優秀プロデューサー賞!
2015年 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭・環境賞ノミネート!
2015年 サンフランシスコグリーン映画祭
2015年 ロッテルダム建築映画祭
2015年 イエール大学環境映画祭
2015年 南ユタ国際ドキュメンタリー映画祭映画名 他、国際映画祭への正式招待
うみやまあひだ公式予告編① from GENERATION 11 PICTURES on Vimeo.