先日、南米チリ「アタカマ砂漠」自給自足250km完走しました。
これで走ったレースは、ネパールの山岳レース、中国ゴビ砂漠、エジプトサハラ砂漠、そして今回のアタカマ砂漠の計4回で延べ1000kmに及びます。
今回のアタカマ砂漠は、標高が3000m前後の高地に有り気温は朝方7,8度から日中は、48度まで上がるという過酷な環境、紫外線も強く肌も真っ黒になりました。今回はそれに高地レースのため高山病と闘いながらのレースとなりました。
日本の参加選手達です
参加者は、世界各地から150名完走は132名です。今回のレースでは、盲目のランナーが日本とブラジルから各一名の参加が有り、大会の意義を高めました。健常者でも大変なこのコースを伴走者と共に走る姿は、本当に素晴らしい挑戦です。まともな道はありません、砂地、塩によって固まったごつごつした道、塩の湖、岩場、どれをとっても苦しめる道です。今回参加の日本人(浜田さん)には、生活援助をさせて頂きました。基本的には自分でやらなければいけないのでテントやトイレの場所を教えたり、やどうしても不可能な事に援助は限られます。目をつぶって出来るか皆さんも想像してみてください。
盲目のランナー 浜田さんとツーショット
浜田さん本人曰く本当にやめたいと何度も思ったそうです。しかし、それを思いとどめたものが伴走者の励ましや周りの仲間の声だそうです。彼は、日本人チーム全体の盛り上げが無かったら完走しなかったといっていました。とても素晴らしい体験をしました。
私は、様々な挑戦好んでします。それは、子供頃には、毎日が見る物聞く物が挑戦の連続ですが大人になった今どうでしょう。生きると言うことは変化と成長を忘れてはいけないと考えています。やり過ぎと言われることもありますが、変化挑戦することが人生を楽しとても有意義な物にしてくれます。