社長 自己紹介

負けるも勝ち

公開日:2015/09/12(土) 更新日:2015/09/12(土) 家づくりのこと



暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏が過ぎ少し涼しくなる頃が一番疲れがでやすいので
十分な栄養と十分な休息をとってください。
ご報告ですが……9回目のチャレンジは
あえなくリタイヤとなりました。
何のことかと言いますと、現在挑戦中の地球僻地を踏破する
アースマラソン、1週間で250kmを走るレースのことです。
今回はエクアドル(中南米です)の山岳地帯、
標高2,800mから4,000mを駆け巡るコースだったのですが…
あえなく高山病でリタイヤとなってしまいました。

これまで8回のアースマラソンを全て完走した私にとって、
この初めてのリタイヤはひどくショックで、
久々に3分間ほど落ち込みました。(笑)

しかし、今の私には必要だったように思います。
「負けるが勝ち」とはこのことだなぁと強く感じました。
改めて意味を調べてみると、「今ここで勝つよりも負けの方が
長い目で見たときに将来の勝ちに繋がる」と書いてありました。

今回のようなことに直面すると、物事の経験を
そのように解釈することはとても大切な気がします。
もちろん、人は成功を重ねて成長するのは良いことなのですが、
そんなときは自分の問題点や、さらに成長することを見失ってしまいがちです。
自分が想定していなかったことが起きたとき(負けが起きたとき)にこそ、
成長の道標が現れる…ということに気づくのは、とても大切なことだと思います。

だから、やっぱり「負けるも勝ち」なのです。


ここでちょっと無理やり家づくりの話をしますが、
住宅建築はほとんどが設計図面に表した計画の想定内ですが、
稀に想定外が起こることがあります。
それを自由な発想でよりよくすることがとても重要です。
間違いや負けは受け入れることも重要で、
その上で新たな発想への切り替えをすることができます。
新たなものを作るチャンスが訪れた…と捉えることが重要かと思います。
そんな対応が結果として素晴らしいものになりますから。


家づくりについては、すべての事柄を楽しむ勇気が必要なのです。


老婆心ですが、想定外のこととは、施工ミスや間違いを言っているのではなく、
「事前に気づくことができなかったこと」という意味です。

家づくりは、創意工夫で楽しめたら本当に最高なんです。


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