ついに始まりました、FIFAワールドカップ2014 ブラジル大会!
し、しかし・・・・
お恥ずかしい話なんですが、実は我が家は最近までテレビが観れなかったのです。
近所のマンションから入線していた共聴システムが、地デジ化の影響で取り外されてしまって早や2年。
「まあ、テレビ観ないし」
で放ってあったのですが、さすがに今回ばかりはそうもいかず、一念発起、テレビアンテナを設置する決意をいたしました。
で、ネットで探していて思ったんですが、
「あれ?、テレビアンテナって、ちっとも進歩してないぞ」
テレビアンテナといえば、例の魚のホネみたいなアレですね。「八木・宇田アンテナ」というタイプの。
あのようにホネ(正しくはエレメントといいます)を配置することで、特定方向にだけ受信感度が上がるという素晴らしいこのアイテム、実は日本人の八木さんと宇田さんによる、世界に誇れる大発明です。
発明されたのは1926年ですから、なんと88年も前。少なくとも私が物心ついてから現在に至るまで、ずっっっっっっと同じカタチのままです。
これに勝るものが未だに見つからないくらい、先進的発明だったのでしょう。これだけ技術が進歩しても、全く変わらないモノもあるんですね。
まあそういう訳で、我が家にもめでたく八木・宇田アンテナが!
となるはずだったんですが、調べているうちに、豊中市では八木・宇田アンテナほどの性能が無くても十分なことがわかり、結局コレになってしまいました。
「なんだこれは??」
とお思いでしょうが、これは地デジアンテナです。南向きのバルコニーに吊るしてやればちゃんと映りますよ。
家にあったハンガーと、アンテナ線(受信部分は、線の先を割いただけ!)で、コスト0円でした。私は今朝5時に起きて、このアンテナで開幕戦「ブラジルVSクロアチア」を観戦してから会社に来ましたよ。
我が家の「ワールドカップ専用アンテナ」、いかがです?
「私もこれ作りたい」とお思いの方は、寸法の取り方などお教えしますので、どうぞ連絡を下さい。