永田 智恵 永田 智恵

ベトナムでの様子です⑧

公開日:2015/12/09(水) 更新日:2015/12/22(火) 日々のことコーディネーター

少し前になりますが、週末のお休みを利用して1泊2日でプチ旅行を
してきました♪

行先は・・・
以前より行きたかったシェムリアップ☆
日本からだと10時間程の移動になってしまうのですが、ベトナムからだと
たったの1時間!
これは行っとかないと?(笑)ということで、朝5時起きで出発しました。


まずはアンコールワットです。
アンコール=王の都、ワット=お寺 を意味し、12世紀前半につくられた建造物だそうです。
まわりの遺跡は正面が東向きになっているものが多いそうなのですが、
アンコールワットは正面が西を向いています。
(なので午前中の写真は逆光なのできれいに撮るのが難しいです(;^ω^))
西向き=陽が沈む方向⇒王様のお墓として建てられたのでは?という説が有力だと伺いました。

アンコールワットへ続く参道です。
半分から右側は修復済み、帰り道になっている左側は修復前の道です。
修復には日本の大学や石工さんが協力されたと聞き、ちょっと嬉しかったです♪


こちらはアンコールワットの入り口、西大門。


そしてついに。。。
アンコールワットです!


中の壁面は空いている場所を探すのが難しいほど、どの面も彫刻がいっぱいです。
スペインのサグラダファミリアの彫刻もすごく素敵でしたが、
こちらは一面びっしりと刻まれた量の多さとその細かさに圧倒されてしまいました。






こちらは第三回廊です。
塔に向かって上がる階段はとっても急勾配。
第一・第二回廊と比べて、神様に近い神聖な場所=簡単に近づけない
ということからこの急勾配の階段になっているとか。
下から見上げるだけでもちょっと怖いくらいの角度でした。


私は舗装をされた、もとの階段よりちょっと勾配も緩やかな木製階段から
第三回廊にのぼりました。(それでもかなりの角度ですが…)




翌日は朝4時起きでアンコールワットの朝日を見に行きました、
お天気にも恵まれ、遺跡と朝日の幻想的な風景を堪能し、次はアンコールトムへ。


アンコールワットよりも100年ほど後に建築されたというアンコールトム。
広大な土地の中にたくさんの遺跡が点在しています。

こちらはアンコールトムの入り口の南大門。
4面それぞれ異なる顔の彫刻が施されています。
車と人が一緒には通ることが難しいほどの狭ーい門を通り、内部へ。






アンコールワット同様、こちらもとても細かな彫刻が至る所に施されていました。


[カンボジアの微笑み]と称される彫刻。
私からすればどれもみんな優しい笑顔をして見えるのですが、
カンボジアの人曰くこれがBest of smileらしいです(笑)




こちらはガジュマルの樹と共生をしているタ・プローム。
太く大きな根をはったガジュマルに包み込まれるように遺跡が存在しています。
中にはこのように補強をしてガジュマルから遺跡を守る様子も見られます。


政府としては遺跡が発見された当時のままを残す方向で手入れのみを行う方針のようですが
ガジュマルは生命力が強く、また大きな根をはって高く伸びる習性があるため
そのガジュマルに包み込まれたタ・プロームは「今一番崩壊の危険が高い遺跡です」とのこと。
ガジュマルを切ってしまうとこの幻想的な雰囲気がなくなってしまうし、
かと言ってこのままだとガジュマルに遺跡が押しつぶされてしまう・・・
管理をする政府の方も難しいところなんだろうな、と感じました。。。


根っこの隙間から遺跡に彫られている彫刻が!




崩れないように縄で縛られています(;^ω^)


ベトナム以上にとっても暑い中での遺跡観光でしたが、その暑さを忘れる程
どの遺跡もダイナミックな建物と内部の彫刻の細かさに圧倒される世界遺産でした☆

皆さんも機会があればぜひ一度、この素晴らしい遺跡を見に行ってみて下さいね。

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