みなさんこんにちは、
さつまホーム、グッドホームグループ代表の新留巧三です。
今年も早いものでもう12月。今年はどのような一年だったでしょうか?
さつまホームは、昨年から今年にかけて
グッドアイホールディングスを中心としたグループが、
合計7社+1事務所となりました。
工務店が5社、家具や住設関連の素材会社が1社、工務店支援事業会社1社
そしてケミレス環境デザイン設計事務所がグループです。
私達は、地域のお役立ち工務店を目指し、暮らしに関するお仕事を行います。
ただ、工務店と言っても昔ながらの工務店だけでなく、
グループを組むことで家具や雑貨を含め住宅に関連したサービスを
さらに増した「スーパー工務店」なのです。
そんな、スーパー工務店が皆様のお側にショップとして展開します。
話は変わりますが、私たちは環境保護や
健康維持に特化した住宅づくりを目指しています。
そんな中、12月上旬にフランスで開催されていた
COP21(気候変動枠組条約、第21回締約国会議)がとても重要になります。
地球の気候変動は、きっと皆さんが今思っている以上に身近な話なのです。
車の燃費、燃料、電気を火力か原子力かどちらで作るか、
家のエネルギーの問題、断熱、照明、家電などなど、
この枠組次第ではもっと加速度的に変更が迫られるのです。
しかし、それでも地球の温暖化は止まりません。
産業革命以来、地球の平均気温は0.8度上昇しました。
たったそれだけと思う数値ですが、地球全体の気象変動は
大きく変わろうとしています。
これが近い将来プラス1.2度上昇し、合計2度の
気温上昇になるとすれば、一体どんなことになるのでしょうか。
地球最後の日という映画の世界が現実化します。
本当にそれで止まれば良いが、今回の会議を見ていると、
発展途上国は今の生活改善のためにエネルギーを使い続けます。
京都議定書の段階では、先進国、発展途上国と2分していましたが、
発展途上国は、CO2の排出を減らす代償として
多額の資金援助を先進国に求めています。 また現在では、発展途上からそれを脱した
新興国(中国、インドなど)の動きも注目です。
新興国もようやく自らを発展途上とは言わなくなってきましたが、
どちらかというとこの経済発展の状況を止めたくないのか
欲に目がくらんだ状況は変わりません。
私たちの生活に話を戻しますが、
気候変動は予測がつかなくなります。
住宅に与える影響は計り知れません。
豪雨、暴風、そして雪、暑さ、寒さなど、
住宅には今まで以上の性能が求められることになります。
すでに断熱省エネ性能は、2020年、2025年と
国の指針も決まり高い基準が要求されています。
今までの条件に満たない住宅は改修工事が必要になってきます。
私たちの生活は今回の環境保護の会議(COP21)の後に
また改めて大きな選択が求められることになります。
今回は少々堅い話ですみません。
最後なりますが、今年一年本当にありがとうございます。
来年も皆様に幸多かれと祈ります。