こんにちは、お客様センターの尾沢です。
オーナー様よりベビーゲート製作依頼を受けました。
オーナー様に満足して頂ける様に頑張らねばなりません。
まず、お客様宅を訪問して
開き勝手などお聞きし設置場所を確認し寸法を実測します。
下見を踏まえて作図します。
お客様の御要望で扉の上部を丸く成る様にします。
上框の曲線を加工するのに匠にどうやって伝えよう・・・?
アッ・・・皆さん扉の構成名称を御存知ですか?
下手な絵と文字ですがこの様な名称が其々あります。
上框、竪框、中桟、鏡板、下框からなっています。
直線的なモノは寸法を相手に伝え易いですが曲線は中々難しいです。
一番解かり易い方法は実寸で印刷、それを型紙にするのが良いのでは・・・。
という事で印刷して製作開始する事にしました。
加工は当社で様々な造作家具を手掛けて頂いている匠(会長)さんです。
型紙を当てて切り込んでいきます。
ジグソーと云う工具を使っています、曲線を切り出すのに有効な道具です。
この後、桟を取付ける部分を彫り込んでいきます。
業界用語で彫り込む仕事を「飲み込ませる」
スパッと切ってそのまま取付ける事を「いもすけ」と言います。
今回は飲み込ませるので一つ一つノミで彫り込んでいきます
とても手間を掛ける作業です。
デザイン上重要な部分なので慎重に加工されます、とても集中力がいります。
パーツを組み上げて扉が出来ました、次は付属する部品を作っていきます。