今日はコーキング工事についてご紹介したいと思います。
皆様、養生ってご存じでしょうか?
完成した部分が傷ついたり汚れないようにするのも養生ですが、今日は施工時に行う養生です。
塗装したい!漆喰を直したい!と思い立った時、すぐ始めてしまうんじゃなくて、やりたい目的の前にやっておいた方が後々の掃除が断然楽になるのが養生。
主にマスカーや、マスキングテープ
を使って、工事をしたい部分の周りが汚れないように、あらかじめ覆ってしまいます。
コーキング工事において施工前にどんな風に養生されているか、いくつかご紹介したいと思います。
お家の中って、コーキングを打っている箇所が結構たくさんあります。
まずは、わかりやすいタイル目地から・・・
タイルにコーキングが付いてしまわないように、十字に丁寧にマスキングテープを貼っています。タイルからはみ出ないように、きっちりと端に合わせてまっすぐ貼る作業で、コーキング屋さんは速いんですが、これ実際自分でやってみると結構大変なんです。
続いてキッチン周りです。
こちら壁部分のタイル目地はコーキングではなく、セメント目地を施工しています。
異素材の取り合い部分(木とタイル、キッチンとタイル、レンジフードと漆喰)にはコーキングが入っています。
こちらは洗面台周りです。
トイレの手洗い周りもぐるりと一周しています。
ここはバルコルーにある物干し金物周辺です。マスキングテープはすべて、剥がす時に剥がしやすいように端っこが折り込まれています。
一部ご紹介しただけでも、たくさんあるのがお分かりいただけたと思います。
コーキングの目的としては「水密性・気密性の確保」が挙げられるんですが、特に水回りはお水が入らないように施工しております。
施工した仕上がりが見た目の美しさに直結するので、はみでないように、汚れないように、綺麗にまっすぐ施工するためにコーキング工事は「養生が命!」というわけです。
また何か工事についてご紹介したいと思います。