出口 展之 出口 展之

コロナ禍

家づくりをご提案する設計士として今回のコロナ禍は、住宅の価値観を大きく変える出来事だと感じました。

価値観が変わった点が5点あります。

1点目:外に出れない。最小限の外出に控える必要があるので、家で過ごす時間が長くなった。

■パントリー等の保管庫が必須(8割位のお客様へ提案している。)

2点目:パソコンスペースが、1家族に1か所が平均だったのが、一人1か所になりそう。

学校がネット授業をする方向で変わり、飲食店もお店に行くのではなく、ネット注文し自宅で外食を楽しむ様になりつつある。

また、在宅勤務も可能な環境が必要となりつつある。

■子供が学校に行かずに家で勉強をする。(勉強スペースにネット環境が要る。)お父さん・お母さんも在宅でお仕事をする。(テレワークスペースが必要)

3点目:在宅勤務をする事で仕事への考え方が大きく変わりました。(在宅で生活習慣病になる方が増えている現実がある。)

会社に出勤し仕事をして、退勤する事が生活リズムを作ったり、掃除や維持管理をする事が運動に繋がったり、

自身を健康に保つ事に繋がっていて、それを無意識に行っていた事に気付きました。(在宅であれば、自身で運動や規則正しい生活をし、自己管理が重要)

■自宅でストレッチや軽い運動をするスペースが必要(リビングで対応できそう・・・)

4点目:通勤に時間がかからない。通勤時間が1時間と仮定し、時給を兵庫県の最低賃金の約900円と想定すると通勤に1800円+交通費に月1万円と仮定すると

900円×2×21日勤務とすると、経済上¥47,800円が在宅勤務になる事で個人のゆとりに繋がる。

■家の充実に月4万円以上かけてもお釣りが来る。

5点目:人生の3分の1が自宅で過ごすと言われていましたが。人生の3分の2が自宅で過ごす様になる。昼間の電気代・光熱費が上がる。

■創エネに費用を掛ける。例えば、太陽光パネルの設置

今後は、以上のことも踏まえて、暮らしの提案をしていく必要があると感じました。

話は、変わりますが、来週から、私が設計をしたお家の完成現場見学会が始まります。

是非ご参加ください。下記リンクよりご予約可能です。

https://www.satsumahome.com/co_event/21460149e99ab0801096bf2c9efcb7a5-0.html

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