暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
40度の熱波を離れて涼しい夏、というか寒い夏のアイスランドに行ってきました。
砂漠マラソンの流れで今回の開催地は、アイスランドです。
250kmの7日間自給自足のマラソンが開催されるこのレースは、砂漠をはじめネパールや南極など地球環境のもっとも過酷なところを開催地に選んでいます。
何故その様な地で開催するかというと、そこに世界中から人を集め自然に負荷をかけないレースをする事によって地球環境の問題点をクローズアップさせる目的があります。地球環境は本当に大きな変化が起きていて、境地に行けば行くほど自然の変化が大きくなっています。
地球温暖化を含め様々な問題が影響しています。私達がその様な環境の話を多くの人に語ることに意味があるのです。
どこの国に行っても、国や行政が多くの支援をしてくれます。今回は、52カ国300名の人が参加しました。
日本からは私を含め11名、お医者さん、学校の先生、会社経営者、弁護士、など様々な職種の方が集まりました。
アイスランドは、北極圏に近い場所にあり冬にはオーロラが見える極寒の地です。火山と氷河が有名で日本のように温泉も多く吹き出しています。
今回のレースは、1日46km、2日48km、3日42km、4日42km、5,6日68km7日目が9km合計約250kmのレースです。コースは、山有り谷有り氷河有りととても変化に富んだコースで、そこをテントに泊まりながら歩き、走ります。
気候は夏なのに寒く気温が0度近くから15度近くまで変化をします。今回は晴れの日が1日だけで、あとの日は雨風に悩まされるとても過酷な状況となりました。風は、風速20mを超える台風のような状況で低体温症にならないよう、とても苦労しました。本来多くのリタイヤがでる状況ですが、流石に砂漠レースの経験者が多くいるので75%の完走率となりました。(次回に続く)