箕面市で注文住宅をご検討の方へ!小上がり和室のメリット・デメリットとは?
大きな和室ではなく、ちょっとした畳の空間が欲しい人が多いのではないでしょうか。
そのような人は小上がり和室を住宅の中に設置しましょう。
小上がり和室とは、部屋の床よりも1段高い場所に設けられた和室のことです。
今回は、小上がり和室について箕面市の注文住宅業者が解説します。
□小上がり和室は色々な場面で役立つ
小上がり和室はどのような場面で役立つのでしょうか。
例えば、疲れたときに休むための休憩所、来客がきたときの応接室、ストレッチやヨガをするための運動部屋といった使い方ができます。
このように使う人によって様々な使い方ができるので、自分好みの和室にできます。
また、日常的に使いやすい和室になりやすいです。
実際に大きな和室がある家に住んでいる場合、和室をほとんど使わない人が多いのではないでしょうか。
和室は独立した部屋なので、来客がきたときの応接室として使うことが多く、あまり使わない家が多いです。
一方小上がり和室は、リビングの隣の空間に設けることが多いので、独立した空間になりにくく使う機会が増えます。
そのため、多目的に利用しやすい空間を確保したい人にぴったりです。
□小上がり和室のメリットとデメリットとは
*小上がり和室のメリット
小上がり和室を設けたときのメリットはたくさんあります。
その中でも魅力的なメリットを3つ紹介するので確認していきましょう。
1つ目は、段差に座って休めることです。
和室は好きだけれど、正座が苦手な人が多いのではないでしょうか。
座るのに丁度良い段差があるので、正座をせずに座ってくつろげます。
2つ目は、収納が増えることです。
収納は1つでも多くある方が嬉しいですよね。
段差部分を丁度いい高さや幅にすれば便利な収納を作れます。
3つ目は、立体感のある魅力的な空間が生まれることです。
リビングの見た目を魅力的なものにしたい人が多いのではないでしょうか。
小上がり和室がリビングの中にあると、立体感あるスタイリッシュな空間になるので、魅力的に見えます。
*小上がり和室のデメリット
メリットがあればもちろんデメリットもあります。
設置した後に後悔しないように、確認しておきましょう。
大きなデメリットは全部で3つです。
1つ目は、リビングが小さく見えやすいことです。
天井の高さ、リビングの大きさや和室の場所によっては実際よりもリビングが小さく見えます。
そのため、小さく見えないように和室の位置をしっかり決めましょう。
2つ目は、バリアフリーに向かないことです。
段差があるので、高齢になると昇り降りが困難になります。
また、お掃除ロボットは段差を移動できないので使いにくいです。
長く住む予定の場合は、撤去する必要があるかもしれないので覚えておきましょう。
3つ目は、小さな子供がいる場合にけがをする可能性があることです。
小さな子供は元気があるので、部屋の中を走り回りますよね。
そのとき、段差に引っかかって転んでけがをしやすいです。
そのため、子供が大きくなってから取り入れることをおすすめします。
□小上がり和室の段差に最適な高さについて
小上がり和室を設置するときに、気をつけたいポイントは段差の高さです。
段差が低すぎると、つまずきやすくなるので危険です。
それでは、段差に最適な高さはどれぐらいなのでしょうか。
最適な高さは30から40センチメートルです。
この高さなら、立ったり座ったりするときに丁度良く、段差の下を収納にする場合でも十分な大きさを確保できます。
しかし、お年寄りがいる家庭では昇り降りで苦労しないように、階段と同じ段差の高さである20センチメートル程度にしておきましょう。
なぜなら、20センチメートルという高さは人間が段差を昇り降りするときに適切な高さだからです。
□まとめ
今回は、小上がり和室について解説しました。
小上がり和室は様々な場面で役に立つので、ちょっとした和室の空間が欲しい人はぜひ検討してみてください。