新築の住宅の購入をお考えの方|間取りの図面の見方を北摂の業者がご紹介
「新築を購入する際、図面を正しく見られるようになりたい。」
「間取りなどの図面の見方はどうすれば良いのだろう?」
新築を考える際には、間取りに関して気になる方も多いと思います。
設計図には負担は見ないような専門用語や記号も多いですから、ポイントを押さえておきたいですよね。
そこで今回は、図面の見方について北摂の業者がご紹介します。
□北摂の業者がご紹介、新築の間取りに重要な図面の見方
新築の間取りに関しては様々な図面が用いられています。
ここでは、その中でもよく使用されるものを取り上げて、何を見るのが良いかをご紹介しましょう。
*平面図
家の中の間取りを示したのがこの平面図です。
それぞれの階を水平に切って、真上から見た状態でかかれています。
部屋は広さが記されており、また外側には寸法がありますので、十分な広さかを見ておきましょう。
また、家具や収納の配置も記入して、位置取りに問題がないかを確かめるのにも使えます。
平面図には、様々な記号が用いられていますので、何があるかを見ておくのにも有効です。
たとえば窓は、引き違い窓・片開き窓・両開き窓・フィックス窓・面格子付き窓などがあります。
また、シャッター・雨戸・フルオープンなどと外に付けるも表示が異なります。
細かく間違えやすいため、ご自身の希望されるものであるかはよく見ておきましょう。
*立面図
住宅などの建物を東西南北の四面から見た図です。
外から見たときのイメージを掴み、窓の位置などを微調整するのに利用すると良いでしょう。
特に、庇やといに関しても外観に影響しますので、チェックしておくのをおすすめします。
*配置図
敷地を基準にして、住宅などの建物がどのように配置されているかを真上からかいたものです。
特に距離を見るのに適しており、道路や隣地境界線までどのくらいあるのかを確かめるのに使えます。
境界に関しては最小限しか設けられないことも多いです。
具体的な距離を数値から確かめて、プライバシーあるには日当たりで問題がないかを見ておきましょう。
*展開図
部屋の真ん中から四方向の壁を順番に見たものが展開図です。
内部からのイメージを考えるのに向いており、特に高さを把握するのに有効です。
平面図と照らし合わせて、位置や高さをチェックすると良いでしょう。
*断面図
住宅などの建物を垂直に切り取って、それぞれの部屋の高さを記したものです。
展開図はそれぞれの部屋における位置取りですが、断面図は建物全体の高さを確かめるのに向いています。
特に、中二階などを取り入れる場合には、高さのバランスを調べるのに有効でしょう。
階段・ドア・窓といった全ての部屋を含めた位置や高さの調整に使いましょう。
*設備図
平面図の中でも、各種設備の系統・機器の品番・取り付け位置などを示したものです。
電気・空調・水回り・ガスのそれぞれの設備図が存在します。
設備は不具合があると生活に大きな影響を与えますよね。
特に電気は、後悔の事例が多いコンセントの位置や数に関しては注意深く見ておきたいものです。
*矩計図
「かなばかりず」と読み、断面図をより詳しく記したものです。
完成後はなかなか見る機会もない、壁や床の内部などの構造を把握するのに使えます。
また、最近省エネや快適性に効果がある断熱材の種類や厚みを見るのにも利用できるでしょう。
□まとめ
今回は、新築の間取りに重要な図面の見方に関して北摂の業者がご紹介しました。
図面には、平面図・立面図・配置図・展開図・断面図・設備図・矩計図などが挙げられます。
上・横・部屋ごと・全体など、見る基準によって印象は違うものです。
それぞれの図面の特性に合わせて、間取りを考える際の参考にしましょう。