大阪の専門業者が注文住宅の後悔例と押さえておくべきポイントを紹介します!
注文住宅で後悔したくない方は必見です。
ご自身でアイデアを出して、こだわりの家を建てられるのが注文住宅の魅力ですよね。
しかし、注意すべきポイントを知らないと、建ててから後悔することになるかもしれません。
今回は、大阪の専門業者が注文住宅で後悔しがちな例と、抑えておくべきポイントをご紹介します。
□リビングでの後悔
まず、収納が足りなかったという後悔をする方が多いです。
リビングには大きなものを収納するわけではないですが、生活の中で頻繁に使うものは置いておきたいですよね。
子供の学校カバンや雑誌など、家の奥の方には置きたくないものをリビングに置く方は多いです。
リビングの広さに余裕がないと、置いたもので狭くなってしまうという事態が起こります。
また、棚を置く余裕がないと生活には不便でしょう。
後から物を置きたくなることを考慮して、リビングの広さは余裕を持つようにしましょう。
また、インターネットの接続環境が悪いといった後悔もあります。
近年では、リビングでもインターネットを使う機会は非常に多いですよね。
家電もスマート化し、インターネット環境は必須です。
その接続が悪いと、かなりのストレスとなるでしょう。
このような事態は、Wi-Fiの電波の発信源がリビングから遠いことによって起こります。
リビングにモデムを配置するなど、十分に工夫しましょう。
さらに、2階にリビングを配置した場合に、思ったより暑かったという失敗例もあります。
日当たりも良く、周りの視線も感じにくいという利点から、2階にリビングを配置するケースがあります。
しかし、屋根に近いために夏場は暑くなってしまうという欠点があります。
2階にリビングを置く際は、家の断熱に力を入れましょう。
空気が循環しやすい構造にすることも有効です。
□トイレ、お風呂での後悔
まずは、脱衣所の床に関する失敗例をご紹介します。
知人の家を訪問した際などに脱衣所の床の色は淡い色であることが多いと感じたことはないでしょうか。
デザインにこだわる方なら、部屋の床の色と統一したい、もしくは白で明るい雰囲気を演出したいと考えるでしょう。
しかし、こだわりを持って選んだ床のせいで後悔することになるかもしれないのでご注意ください。
まず、黒系の床、色の濃い床を脱衣所に採用すると、ほこりが目立ちやすくなります。
また、白系の床の場合、毛髪や糸くずが目立つ場合が多いです。
さらに、脱衣所は日差しの入る場所に配置されることが多いですよね。
白い床の場合、太陽光による日焼けも気になります。
実は、よく目にする淡い色の床にも、ちゃんとした意味があったのです。
□玄関での後悔
玄関に関しても、収納が少ないと感じて後悔する可能性があります。
靴の置き場がないと、靴が散乱してしまって見栄えが悪くなるかもしれません。
靴の数は家族が多いと増えがちなので、大きめのシューズクロークをおすすめします。
また、子育て中の方はベビーカーを置くスペースも考慮しましょう。
毎回の外出の際の手間が減りますよね。
スポーツ用品を置ける場所も確保しておくと良いでしょう。
下駄箱に鏡をつければよかったという後悔をすることもあるでしょう。
大きな下駄箱を採用した場合、圧迫感を感じることがあります。
そうした場合にも、鏡をつけておくだけで印象が変わります。
奥行があるように見えるため、空間を狭く感じにくいです。
玄関の照明スイッチが遠すぎたという失敗例もあります。
夜帰ってきたとき、暗い中スイッチを探すのは大変ですよね。
毎回の手間を考えると、スイッチは玄関から近い位置に配置するべきでしょう。
□依頼先の後悔
注文住宅の依頼先の失敗も後悔につながります。
主な原因は、自分に合っていない依頼先に依頼してしまうことです。
基本的に家づくりの際は、自分に合った依頼先に依頼するべきです。
その際、自分の希望する家づくりに合った特徴を持つ業者を選定することが重要です。
では、注文住宅の依頼先にはどのようなものがあるのでしょうか。
依頼先として挙げられるのは、設計事務所、ハウスメーカー、工務店です。
これらの特徴を見ていきましょう。
*設計事務所
設計士が在籍し、依頼主の要望に沿った家のプランを提案してくれるのが設計事務所です。
基本的には、まず設計士と依頼主が相談しながら家のプランを考えます。
その後、設計士が家の図面を完成させ、施工会社に工事を依頼します。
設計事務所は工事の監理を行い、図面通りの施工がなされているか確認してくれます。
設計と工事を別団体が行うのが特徴ですね。
設計事務所はやはり、デザイン重視の家づくりで、細部までこだわりたい方に合っていると言えるでしょう。
*ハウスメーカー
ハウスメーカーは、規模が大きく、広い範囲に展開しているものが多いです。
そのため、あらかじめ決まった規格の家を建てることが多いでしょう。
家の規格が認定されているため、建築確認の手間が省けます。
すると、家の量産が可能になり、コストを低く抑えられるという利点がありますよね。
従って、ハウスメーカーでの家づくりは、ある程度規格内のものに限られるということになります。
規格内で、少しアレンジを加えた家の注文を受けることもあるようです。
ハウスメーカーの特徴は、会社が大きく安心感があるところです。
また、そこまでこだわらない場合には注文住宅にも対応していると言えるでしょう。
*工務店
工務店は、大工さんや電気屋さんなどをまとめて工事を統括しています。
設計士が工務店内にいる場合と、外部の設計士に委託する場合があります。
工事業者が中心の組織であるため、工務店の得意な工法、デザインを重視する傾向にあります。
そのため、工務店ごとに作る家のかたちが大きく異なるでしょう。
□後悔しないためのポイントとは
注文住宅で後悔しないために考慮すべきポイントをいくつかご紹介します。
*その家で生活するイメージを持つ
例えば家具を購入する際、それを使うイメージをしてみて判断しますよね。
それと同じで、家での生活をたくさんイメージすることが大切です。
ゼロから家を計画する場合、まずはご自身のこだわりや要望を基に話を進めていきます。
そうすると、こだわりによって生まれる弱点を見落としがちになります。
弱点に気づくためには、そこでの生活を可能な限りイメージすることです。
あらゆる状況、何年もたった時のことを想定し、考えられる限りを尽くしましょう。
それらの弱点を知りながら建てた家なら、後悔することはないはずです。
*家をたくさん見る
モデルルームや住宅展示場など、家をたくさん見ることは後悔をすることを減らすことにつながります。
自分の想像だけでは気づけないことに気づき、家の計画に大きく役立つでしょう。
自分が良いと思っていた構造やデザインも実際に見るとイメージと違うことも多いです。
特に塗装の色は、写真とイメージが違うことがよくあります。
後悔しないために、自分の目で確かめることを大事にしましょう。
*納得するまで相談する
注文住宅については、依頼主は素人です。
わからないことがあればプロに遠慮なく聞きましょう。
十分に確認しておくことで、思わぬトラブルを防ぐことにつながります。
□まとめ
注文住宅において後悔した例と、失敗しないためのポイントについてご紹介しました。
収納やネット環境など、生活してみないとわかりにくいこともありますよね。
失敗しないためには、まず依頼先を十分に吟味しましょう。
また、家で生活するイメージを十分に膨らませ、焦らずに検討しましょう