現在から未来へ

ベトナムへ、そしてヨーロッパ

2011年6月、さつまホームはベトナムのホーチミン市に、現地の会社と共同で「グッドホームベトナム」という会社をオープンさせました。この会社は、ホーチミン市内で住宅の内装を専門に行う住宅会社。日本から様々なノウハウが現地に輸出され、現地からは、家具や住宅関連商品が日本に届けられます。

2011年8月にはドイツのパッシブハウスに学んだ、EU基準の省エネ対策を施したモデルハウスも、千里住宅公園ABCハウジング内にオープンさせます。

大学生だった若い日に、国際線で出会ったビジネスマンに抱いた憧れは現実のものとなりました。いま私は、日本という狭い枠の中ではなく、地球という広い視野の中で物を考え、ネットワークを広げることを実践していこうとしています。

いろいろな国で経験したことですが、日本で大企業であるかどうかを現地の人びとは問題にしません。むしろ一人の人間としてどのような信念を持ち、どこまで真剣に自分たちのことを理解しようとしているかを、鋭く問いかけてきます。そんな場面に出くわすと、面白い人生を生きさせてもらっているなあと、とても嬉しくなってしまうのです。

 

ベトナムに進出「グッドホーム」

2011年6月、ベトナム・ホーチミン市にオープンした内装会社「グッドホーム」でテープカットに臨む新留(左から2人目)

 

思いの熱さ未来をつくる

会社も個性的でやる気のあるスタッフが集まり、どんどん面白くなってきています。みんなが積極的にいろいろなことを提案してくれるのが嬉しいですね。

先日も「富士山に登りたい」と言った女性スタッフがいたので、社員全員で頂上をめざしてきました。最初は「何ということを提案したんだ」とブツブツ言っていたスタッフも、ご来光を拝んだ後はとてもいい顔になっていましたね。感動をともにする体験、家づくりだけではなく様々な場面で増やしていきたいです。

仕事をする以上は誰かを喜ばせたい、誰かの役に立ちたいとずっと思ってきましたが、家づくりというのは、地球という大きな視野に立ってそれらのことを考えていける、本当に素晴らしい仕事だと思います。思いの熱さが"いま"を変え、より良き"未来"を創り出していくことを信じて、地球やり直し計画隊の隊長としてはまだまだ立ち止まることなく、チャレンジを続けていく所存です。

 

みんなの力で登頂成功!

 

さつまホームのスタッフ

ツールドヨーロッパ、記念メダル

 

運営ミーティング

新留会長、田植えのスタッフ

 

さつまホームのスタッフ