vol.143 暮らしが楽しくなる 2way動線のある家

 

宝塚市 ／ S様邸 ／ 3人家族

 

 

ライフステージに合わせて柔軟に形を変える家づくり

 

ライフステージに合わせて柔軟に使い方を変えられるよう、自由度の高い間取りや家事動線にこだわったS様ご夫婦。

「LDKを大きくしたい」「リビング階段にしたい」「将来の寝室に和室がほしい」といった希望を全て叶えるにはどんな間取りがいいか、お二人で「間取りのパズル」を作って、パーツを動かしながら頭をひねったそう。
「最終的に『これだ！』となった時の喜びは大きかったですね」とご主人。

一番のこだわりは、玄関からの2way動線。
左手には帰宅後すぐに手を洗える洗面室、正面にはお客様を迎えるリビング。洗面室にはリビングからもアクセスできる回遊型の間取りで、使い勝手が抜群だ。

「リビングにいる家族の近くで、水回りの家事を全て済ませられるのがうれしいです」と奥様。
「1階に生活機能を集中させました。子どもが大きくなっても、みんな一緒にリビングで家族団らんを楽しみたいですね」。

 

リビングは広々と開放的で、家族がどこにいても目線が届く。
家事をしながらも、いつも一緒にいられる安心感がある。

 

ご家族がいつも一緒に過ごす場所。
時にはご主人が趣味のギターをお子様に弾き、ゆったりとした時を過ごす。

 

2階の廊下は、腰壁で仕切って開放的な空間に。奥行きのある本棚を設置して、機能性もプラス。

 

リビング階段を通して、明るい光が取り込まれる。高窓からは雲の浮かぶ青空や月が見えるのだそう。

 

子ども部屋は、「将来、子どもが自分の部屋がほしいと言い出したら2部屋に分けるつもりです」と奥様。収納やドアも左右対称に配置。

 

ご夫婦の寝室には、窓から柔らかい光が入り込む。勾配天井がゆったりと落ち着いた雰囲気を与えてくれる。

 

 

広々としたII型キッチンでは、奥様がコンロで料理を、ご主人が洗い物を、と背中合わせで作業ができる。

 

玄関から洗面室へと一直線に続く廊下。奥の勝手口まで風が抜けるようにと、玄関にはおしゃれなルーバー窓を設置。

 

和室は、客間や将来の寝室としても活用できる。

 

キッチンの真横に設けたスタディーコーナー。机は取り外し可能で、生活スタイルに合わせて空間の使い方を変えられる。