vol.146 造作家具やタイルで叶えた理想の家づくり

 

箕面市 ／ S様邸 ／ 4人家族

 

 

家族の暮らしに合わせて これからの変化を楽しむ

 

S邸には、洗面台や玄関の靴箱などたくさんの造作家具が設けられている。

「既製品ではピンとこなくて、”こんな風に造作してほしい”とお願いしました」と笑顔の奥様。
キッチンにも飾り棚や食材のストック棚を造作し、奥様が選んだ白いタイルを施して理想の空間に。

「打ち合わせをするうちにどんどん出てくる“こうしたい”という私たちの想いにインテリアコーディネーターさんがいろんな提案で応えてくれて、楽しんで家づくりができました」。

床材は無垢の杉を選択。
LDKには南側の掃き出し窓から光が取り込まれ、冬でも足元にあたたかさを感じられる。
その一角に設けられたデスクでは、学校から帰ったお子様が宿題をしている。

「ここで私が丸付けをしたり、分からない問題を教えたりしています。家族が一緒にいる時間が増えました」と奥様。

「これからも、家族の生活スタイルに合わせて工夫を加えていくつもり。その変化を楽しみたいですね」。

 

クスノキの一枚板を使ったテーブルとニッチのモザイクタイル。
黒の照明でナチュラルとクールをバランス良くコーディネート。

 

南側に大きな掃き出し窓を設置。明るい光が室内全体に行き渡り、心地よいLDKが実現した。

 

LDKには小上がりの畳スペースも。畳の下はたっぷりの収納になっている。

 

ダイニングに設けたデスクで宿題をするお子様。料理をする奥様との会話も生まれる。

 

将来は2部屋に分けられるよう、子ども部屋にはドアを二つ設置。ロフトは、お子さんの友達が来た時の遊び場として大人気。

 

 

玄関に入ると木の香りを感じられる。取っ手のない造作の靴箱がスタイリッシュ。

 

洗面台も棚も、奥様のリクエストに応えて造作。ネイビーのタイルが空間のアクセントに。

 

白を基調にシンプルに仕上げたトイレ。照明が壁面に美しい陰影を描く。

 

外観は、漆喰の白と木に黒い窓枠を組み合わせ、奥様好みの質感と配色に。

 

夏場にはプールを楽しむウッドデッキ。掃き出し窓越しに、リビングからも植栽の緑を楽しめる。